癌シリーズ
腸内細菌が影響する一番問題は
「人から人へ移らない病気」に成ります。

その中でも癌は自己免疫疾患と並び厳しい選択を迫られます。

治療しても上手く行かない現実のジレンマがストレスとなるからです。

こんな時に、第一選択に腸内細菌の改善が
必須で有ることです。

便秘が有ろうと無かろうと、腸内細菌の善玉菌を増やす事が大切です。

そこで今回は腸内細菌と免疫に関する
癌へのアプローチを少し学びます。

｢悪玉菌の有害性｣
腸内腐敗、細菌の毒素産生、発ガン物質の産生などが挙げられ、
免疫力が下がったり、便やガスの臭いがきつかったり、下痢や便秘を引き起こすなど、人体の健康に様々な悪影響を及ぼすからです。

悪玉菌には、
大腸菌、ウェルシュ菌ブドウ球菌などで、
たんぱく質を腐敗させ有害物質を作るので、この改善を第一選択にしたいのです。


｢制御性Ｔ細胞の働き｣
細胞(自己成分)や有益な細胞を攻撃しないよう、免疫細胞の働きを抑える機能を持っています。

この場合、癌細胞はもともと自己から生じた細胞なので異物(非自己成分)とは見なさず、免疫細胞の攻撃は抑制しようとしているのです。
つまり制御性とは、癌細胞は自分そのものですから
免疫が攻撃出来ない様にする仕組み
なのです。


｢日和見菌｣

バクテロイデス、大腸菌、ユウバクテリウムなど。
特によい働きも悪い働きもしない細菌であり、
腸内細菌の全体のおよそ70%を占めると言われ、
優勢な菌群になびくとされますから
善玉菌群を増やさなければ成りません…

｢腸管免疫｣

体内に侵入した雑菌やウイルスと戦い排除する力を免疫と言いますが、
腸管には感染を防ぐ為のバリア機能があり、体内の免疫細胞の５0%以上が存在すると言われています。

｢善玉菌｣
乳酸菌、ガセリ菌、ビフィズス菌などで、
免疫力の向上や腸の活動を促進させる働きがあり、人体の健康に有益な働きをするのでこの善玉菌群を下げては成りません…

｢癌細胞｣

細胞の遺伝子に異常が起きて、無軌道に増殖するようになった細胞です。周囲の正常な細胞との境界を侵しどんどん増殖していきます。 しかし自分の分身ですから厄介なのです。
制御性免疫が攻撃をブロックするのです。

｢胸腺｣
Ｔ細胞の元になる細胞(前駆細胞)を立派なＴ細胞へと分化,成熟させるためのリンパ器官 ですが、青年期に成れば退化してしまいます。


｢パーフォリン｣
キラーＴ細胞が感染細胞や癌細胞を攻撃するさいに放出する物質

標的細胞に穴を開けて破壊する作用を持って居ます。

これら腸内細菌と免疫の関係から
抗酸化のビタミンEやCやAを含めて
腸内フローラ改善が如何に重要かを
学んで下さい。

腸内細菌の悪玉菌が増えれば、炎症により
「漏れる腸」となり、全身の血管内含めた
水分子が汚れた水となり、
汚れた情報を水分子が持つ事になります。

水分子は水の特有の振動が有ります。
この振動に異常を来たせば、体内からの解毒排泄に影響を与える可能性が示唆されて
居るのです。

体は水分子の支配下にある事を
決して忘れてはならないのです。

高齢者は脱水に気を付けて下さい。